昭和37年生まれ、昭和61年東京慈恵会医科大学卒。
平成12年ハーバード大学スクール・オブ・パブリック・ヘルス(HSPH)卒。

慈恵医大卒後イギリスセントトーマス病院で短期臨床実習、その後慈恵医大の骨髄移植を含む小児癌医療に献身。発癌メカニズムを探るため、世界で最初に小児白血病を治癒させたハーバード大学医学部関連病院ダナ・ファーバー癌研究所で血液腫瘍科研究員として3年間学ぶ。

 研究結果を"BLOOD"などをはじめとする学術誌に数多く報告。帰国後、分子生物学的手法を用いて「がんワクチン」を創り出した(特許申請中)。しかし、癌の診療においては 予防が重要であると考え直し、ハーバード大学公衆衛生大学院に入学。疫学と生物統計学を学生として1から学ぶ。そして、豊富な臨床経験、分子生物学的手法、疫学・生物統計学的手法をバランスよく融合したユニークな学問を体系化した。

 2000年、ハーバード大学スクール・オブ・パブリック・ヘルス(HSPH)卒業。帰国後現在、慈恵医大にて聴診器をもって小児科診療に携わるかたわら、「複雑な臨床医学の中から真実を発見し、これを患者、家族、地域、社会、そして地球に還元すること」を目的に臨床研究開発室を開設。医療をマクロの視点でみつめるシンク・タンクを目指している。

 最近は、病院リスク管理、医療技術評価、SARSを含めた感染症の数学モデル、テロを含めた災害危機管理、DNAチップ解析、遺伝子ハプロタイプ解析、胎児環境医学、胎児免疫学、腫瘍発生学、腫瘍免疫学に興味をもって取り組んでいる。
 
 
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