◆内容
Stataによる医療系データ分析入門 第2版 Stataを使いこなし、医療現場でのデータを分析して臨床研究論文を執筆し、ジャーナルでのアクセプトに至るまでを実践的に解説。 改訂にあたり、「Stataを用いた分析で論文を執筆する際のポイント」を設け、著者自身の実体験を基に、読者が論文を執筆してアクセプトされるまでの具体的なアドバイスを掲載した。 各章で扱われる具体例は、COVID-19等、最近の臨床研究にアップデート。 ExcelなどのデータのStataへの変換の仕方も丁寧に説明した。Stata 17に対応。
改訂にあたって(PDF)
20XX年、新型ニパウイルス感染症が発生! そのとき何が起きるのか? 新型コロナ、SARS、ニパ感染症、エイズ、エボラ出血熱、天然痘…… 人類が経験してきたパンデミックには、ターニングポイントとなる出来事があった。 そしてその出来事のさらに上流には、一見些細な要因と得難い教訓が存在する。 この教訓を、未知の感染症対策として活かすことはできないだろうか。 本書では、パンデミックの裏で紡がれた人間ドラマに焦点を当てるとともに、ありうる未知の感染症パンデミックの可能性を仮想シナリオとして提示し、日本と世界の対応をシミュレートする。 ウィズコロナを見据えながら、過去のパンデミックに学び、「パンデミックX」への備えの重要性を説く。
プロローグ [仮想シナリオ]未知の感染症パンデミック 第1章 運命を変えた出会い――新型コロナウイルス感染症 第2章 一人の医師の勇気――重症急性呼吸器症候群(SARS) 第3章 森林伐採が引き起こした感染症――ニパ感染症 第4章 40年を超える戦い――エボラ出血熱 第5章 医師たちの執念――エイズ 第6章 史上最大の臨床試験――ポリオ 第7章 撲滅への道――天然痘 エピローグ [仮想シナリオ]継続は力なり
締切に間に合うぎりぎりまで医学論文の科学的エビデンス収集・公開データの統計解析を行い、 「国内外のデータを分析して新型コロナの姿に迫り、さらに科学的根拠、すなわちエビデンスに基づき新型コロナを理解する」ことを本書の目的としております。
ファクトを積み重ねることにより真実がみえてくる。真実が見えてくると未来がみえてくる。 このファクトを読者のみなさんとシェアすることにより、個人レベル、あるいは自治体、国レベルでよりよく対処できるようになるのではないか。 コロナ禍にあって、微力ながらも世のため人のために貢献したいというのが本書執筆の最大の動機です。
第1章 新型コロナを知る 第2章 感染症数理モデルから考える新型コロナ対策 第3章 なぜ新型コロナ死亡率は国によって数十倍以上違うのか? 第4章 mRNAワクチン 第5章 新型コロナは人類共通の脅威である 第6章 120年スパンでみるとコロナ禍で死亡率は増えていない 第7章 専門家の意見をどう政治決断に活かすか?
新型コロナウイルス感染症の内容を加えて緊急改訂! 2019年12月 中国・武漢で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、瞬く間に全世界へと拡大した。この未曾有の危機にどう向き合えばよいのか。本書では、感染症封じ込めの理論や感染拡大の数理モデルを解説したうえで、スペイン風邪、SARS、エボラ出血熱など、実際に発生したアウトブレイクの事例から、感染症封じ込めの経過を検証、危機管理のあり方を考える。『パンデミックを阻止せよ!』(2012年刊)に、「新型コロナウイルス感染症」の内容を加えて緊急改訂!
第1章 感染症封じ込め 七つのステップ 第2章 感染症の数理モデル 第3章 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)――武漢 第4章 豚インフルエンザ(H1N1)――メキシコシティ 第5章 SARS――広東省 第6章 炭疽菌テロ――フロリダ 第7章 西ナイル熱――ニューヨーク 第8章 ニパ脳炎――マレーシア 第9章 鳥インフルエンザ――香港 第10章 エイズ――ロサンゼルス 第11章 エボラ出血熱――ザイール 第12章 スペイン風邪 第13章 アウトブレイク対策の批判的吟味
はじめに(PDFダウンロード) 若手医師&医学生のための、臨床研究の論文の見方・読み方が学べる本。 論文を読むために知っておくべきこと―― 研究デザイン、生存解析・カプランマイヤー生存曲線、ログランク検定、95%信頼区間、P値、バイアスといった知識―― を確かなものにした上で、実際の医学論文を批判的に読み、トレーニングを行う。 医学生、レジデント、大学教授の先生の3人による質問や回答の会話形式で、親しみやすく解説されている。 その会話は、卒業を控えた実習中の医学生が執筆した。
第1章【高血圧症】 血圧が高めなので薬を飲んだほうがいいですか? 第2章【脂質異常症】 検診で血清脂質の異常を指摘されました。心筋梗塞や脳卒中が心配です。検査値を良くする方法はありますか? 第3章【肥満症】 体重を減らしても、すぐにリバウンドしてしまいます 第4章【糖尿病】 検診で血糖値がやや高いことを指摘されました。糖尿病は予防できますか? 第5章【慢性閉塞性肺疾患(COPD)】 階段を登るときや歩いているとき、息が上がります 第6章【閉塞性睡眠時無呼吸症候(睡眠時無呼吸症候群)】 寝ているとき「いびきがうるさく、時々息が止まる」と妻に指摘されました 第7章【過敏性腸症候群】 左下腹部の痛みと、軟便が数ヶ月続いています 第8章【一過性脳虚血発作】 軽い脳卒中を起こしましたが無事に退院できました 第9章【安定狭心症】 運動時に胸骨の下あたりに違和感があります 第10章【骨粗鬆症】 保健所で骨の検診を受けたら骨粗鬆症と言われました 第11章【椎間板ヘルニア】 重いものを持ち上げたとき腰を痛めました 第12章【肩痛(肩インピンジメント症候群)】 お皿を棚の高いところに戻すとき肩が痛みます 第13章【膝痛(膝の骨関節炎)】 階段の上り下りをする際、膝が痛みます 第14章【軽度認知症(認知症)】 最近良く物忘れをするんです 第15章【がん】 大腸がんを予防したいのですが、スクリーニング検査を受ければ十分ですか?
◆内容 原因論(Causality)、相関関係(association)、因果関係(causal relation)をはじめ、以下の目次の内容になります。
第I部 仮説醸成 Chapter.1 原因論:Causality Chapter.2 地理情報システム:Geographic information system Chapter.3 Case Series Report Chapter.4 エコロジカル研究:Ecological study 第II部 生物統計できった医学研究 Chapter.5 標本分布:Sample distribution Chapter.6 推定と推論:Inference and Hypothesis testing Chapter.7 Student's t test Chapter.8 二項分布:Binomial Distribution Chapter.9 Poisson Distribution Chapter.10 対象数:Sample size Chapter.11 線形回帰:Linear Regression Chapter.12 ロジスティック回帰:Logistic Regression Chapter.13 生存解析:Survival Analysis Chapter.14 メタ解析:Meta-analysis 第III部 疫学できった医学研究 Chapter.15 Risk Chapter.16 2×2表:Two by Two Table Chapter.17 ランダム化比較試験:Randomized controlled trial Chapter.18 多変量解析:multivariate analysis Chapter.19 層別解析:Subgroup Analysis Chapter.20 記憶バイアス:Recall bias Chapter.21 Screening biases Chapter.22 紹介バイアス:Referral bias Chapter.23 過剰診断:Overdiagnosis Chapter.24 標準化:Standardization Chapter.25 用量依存性:Dose-dependency
以下、本に載せきれなかった章をPDFで公開しております。 infectious disease (716KB) Nonparametric (272KB) Baye's theorem (407KB) Cohort study (715KB) Case-control study (217KB) Early stopping (302KB) Dead heat (362KB) Tipping point (373KB)
◆内容 ・糖質制限ダイエットはリバウンドしやすい。 ・健康診断を受けても寿命は延びない。 ・体に悪いサプリメントもある。 これらは全てエビデンス(臨床医学データ)に基づいた真実です。
正しい知識があれば、病気になるのを防げます。 医者が研究したデータに基づいた、正しい健康法のうち、日常、簡単にできることだけをリストアップ。
PM2.5やアレルギー対策、グローバルヘルスなど、気になる最新情報も満載。
眉ツバ健康法にはもうウンザリ、という方にこそオススメです!
福島第一原発事故による放射能漏れは、 人びとにどのような影響を及ぼすのか。 チェルノブイリ原発事故から25年、 この間に発表された報告書や論文に示されたデータを読み解くことで 明らかになってきたことは何か。 いつ終わるとも知れない原発事故。 放射能汚染という現実に直面したいま、 どう対処していけばよいのだろうか。 チェルノブイリの教訓を生かすべく、 疾病の発生リスクを分析する疫学も学んだ 小児科医による、原発事故への処方箋。